国際関係学:International Relations
国際関係学を学び国家間の様々な問題に対応できる人間になる!
国際関係学とは文字とおり国家間のことも学ぶことになりますが、その際に国防、国際摩擦、人権、国際経済、政治科学、国際開発等の専門分野を選択し、大学院レベルはある分野のスペシャリストになることを要求されます。
昨今の国際協力などの流行で安易に国際関係学を専攻する方も少なくありませんが、実際に自分がどの分野に活躍の場を求めているかを慎重に判断する必要があります。
Career Options:将来の職業
国際関係修士号を取得した学生のキャリアオプションとしては、政府関係の仕事や、国連などの国際機関での職員や、世界情勢を経済、外交、教育、環境と様々な視点で学びますので、国際ジャーナリスト、外資系企業の法務部、世界銀行や、世界的に活動している様々な金融機関など、様々なキャリアプランを立てることができます。
Care Classes:必修科目
・ U.S. Foreign Policy: アメリカの外交政策
・ International Organization : 国際機関
・ International Law: 国際法
・ European Politics: ヨーロッパの政治
・ Global Enviromental Issues: 国際環境問題
・ National Security: 国防政策
・ International Conflict: 国際摩擦
・ International Political Economy: 国際経済
・ Global Human Rights Issues : 国際人権問題
Concentrations:副専攻
海外の大学院は、専攻の下に副専攻(Concentration, Minor, Sub-major)があり、より専門分野を学ぶことができます。イギリスは一年間で修士号を取得しますので、副専攻の分野と同じ専門的分野を最初から学ぶこともあります。
National Security:国防学
国際関係学で現在一番日本人留学生に脚光を浴びているのがNational Security(国防)です。日本国内においても北朝鮮が拉致問題の事実を認め、世界に目を向けると各地で無差別テロが起きています。まさに10年前にはまったく想像できなかった時代へと突入しています。世界で雄一軍隊を持たない先進国の日本は今度世界の中でどのような国防を実施していったらよいのでしょうか?
International Development:開発学
International Developemt は大学院で学ぶ「国際開発学」です。主に発展途上国の現状と、完全策を具体的な国家政策を例にあげながら学んでいきます。実際に発展途上国の政府関係者や、政府から派遣された学生などもクラスメイトにいますので、生きた情報を得ることができるでしょう。
Conflict Resolutions:国際紛争学
Conflict Resolutionとは「国際摩擦解決法」というのが直訳になりますが、現在、宗教、人種、価値観、教育といった人間学的な問題で起きる国際摩擦もあれば、戦争やテロ、核、経済の問題といった実質的な問題と非常に一口で国際問題といいてもその幅は広がってきています。そういった非常に複雑に絡み合った世界情勢の中でいかにして国際摩擦をなくすかということ勉強します。
International Law:国際法
International Law とは文字通り「国際法」を学びます。その際、国際商法、国際政治法等ありますが、国際関係学で学ぶ国際法とは基本的には国家間で問題になってくる事柄を法律で解決するというものですので、国際機関を設立、運営するにあたっての法規であったり、発展途上国などで必要としている法律の開発など、学ぶ分野は幅広くなります。
Political Science:国際政治学
Political Scienceとは、政治を科学的に勉強するわけですが、政治とは国家の方針や政策を決め、具体的に政策を実行していくいわば国の心臓とも言えるものです。日本では現在、国民主権の資本主義が主流ですが、では実際の民主主義と資本主義とはいったい何か?政治を組み立てる政府とはどのように成り立つのか?いったいどのような仕組みの政府が現在まで存在し、今後はどうあるべきか?ということを掘り下げて学んでいきます。
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