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入学後絶対後悔しないための10のステップ

効率のよい準備は出願校を決めることが最優先


限られた時間で効率よく準備を進めるためにはまず出願校を決めること!

今まで大学院留学実現までのスケジュール及び実現までにかかる期間等解説してきましたが、ここでは最も効率よく準備を進めるために重要なことを解説させて頂きます。

効率よく大学院留学準備を進めるためにはできるだけ早く「出願校を決めること」です。出願校を決めるということはもちろん出願コースを絞り込むことです。ここで絶対誤解して頂きたくないことは、出願校を決めるということは留学先(国)を1つに限定することではありません

大学院留学準備で「出願校を決めること」を最優先させると下記のようなことが可能になります。

IELTSかTOEFLを選ぶことが可能

IELTSとTOEFLの相違点や難易度の違いは「第1部 間違いB:大学院留学を検討したらまずTOEFL対策という間違い」で詳しく解説していますが、一般的にはIELTSのほうがTOEFLより難易度が低いと言われます。

私はいつも驚くのですが、大学院留学を検討されていらっしゃる方は皆さん通常IELTS、またはTOEFLで出願必要スコアを出すことが非常に重要なことという認識はお持ちなのですが、TOEFL、IELTSどちらを選ぶか、ということに関してはそれほど重要視していらっしゃいません

IELTSとToEFLはもちろんどちらも第二言語としての英語をどの程度習得しているか、という英語能力判定テストであることに変わりありません。ただそれはテストの目的でってテストの内容や傾向、難易度が同じものということでは一切ありません。テストの構成がリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングと4技能を測るテストになっているのでほとんど変わらないテストと思われがちですが、例えばテスト時間やテスト出願形式といったものは大きく異なります。

そのため、TOEFLだとハイスコアがとれない方がIELTSだととれるというケースも少なくありません。またTOEFLだと1年間かかるスコアがIELTSだと半年で取得できることもあるかもしれません。以上のように皆さんの大学院留学が実現するか否かについて非常に重要な要素であるIELTS、TOEFLスコアですが、どちらのテストを選ぶか、という点について軽視される方が多いことには本当に驚きを隠せません。

また一般的にTOEFLは北米の大学院、IELTSはヨーロッパ及びオセアニアの大学院という印象を持っている方も多いですが、これは現在では間違った解釈です。TOEFLは通常全世界の大学院で認定されていますし、IELTS も現在では北米でも幅広く認定されるようになりました。そのため北米を中心に大学院留学を検討している方でもIELTSを検討できるようになりました。ただ世界的に認定され始めているIELTSですが、それでもまだ認定されていない大学院も世界には稀にありますので、皆さんが出願する大学院がIELTSを認定しているか否かを確認してからテスト対策の勉強を始めることをお薦めします。

必要テストスコアを確認でき効率のよいテスト対策が可能

ここまで出願校をできるだけ早く決めることでlELTS or TOEFL を選ぶことができることは解説してきましたが、テストを選択することができることで非効率な準備を避け、最も効率のよい準備を行うことが可能なのです。

なぜかというと海外大学院ではコ ―スによってIELTS、TOEFL 両方のテストを認めているか、どちらか一方のみか、という答えも異なりますし、出願者に要求しているスコアも異なります。そのためTOEFL or IELTS の正しい答えを導き出すためには、できるだけ早く出願校を決め、認めているテストを確認、そして要求スコアも確実に確認する必要があります。

なぜ要求スコアもできるだけ早く確認する必要があるかというと、lELTSとTOEFLのスコア相関表は現在世界共通のものが存在しないためです。両方のテストスコアを認めているコースでも、要求スコアは各コースによって異なります。そのためあるコースではIELTSを選んだ方がメリットが多く、ある学校ではTOEFLの方がメリットが多い、といった現象が起こっているのです。最も効率的な準備を進めるためにも出願コースをできるだけ早く決め、各要求スコアを確認しIELTS or TOEFL の正しい答えを導き出すことが重要です。

IELTS、TOEFLの国際的相関表については「第1部 間違いB:大学院留学を検討したらまずTOEFL対策という間違い」で詳しく解説しています。

また、出願校を決めることでもう1つ重要なことが分かります。それは海外大学院、特に北米の大学院で幅広く要求されるGREまたはGMATのテストスコアを要求されるか否かです。

この準備にさらに長期間を要するGRE、GMATのスコアですが、もちろん海外の大学院全ての学校で要求されているわけではありません。通常北米の大学院では約70%以上のコースで要求されるのに対して、イギリス、オーストラリアでは要求してくる大学院はほんの数%程度になります。しかもGRE、GMATを要求するか否かは学校単位で決まっているのではなくコース単位で決まっていますので、出願コースが明確に決まらないと分からない という難点もあります。

つまり皆さんが出願するコースがGREまたGMATを要求するか否かで必要準備期間は大幅に変わってくるにも関わらず、スコアを要求するか否かは出願コースを決めないと分からないというわけです。そのため効率のよい大学院留学準備スケジュールを組むため、には必ず出願コースを明確にする必要があります。

【北米及びヨーロッパの大学院を併願する利点】
現在北米大学院留学の準備に1年程度かけようと思っていらっしゃる方は以下のように考えたのではないでしょうか?

「現状では北米大学院希望しているが具体的にIELTSまたはToEFL対策等準備を始めてみないとGRE、GMATの勉強をする時間がとれるかどうか分からないな…」

その通りだと思います。これからBELTS、ToEFLの勉強を始めようと考えている皆さんが今後GREまたはGMATの勉強をする時間がとれるかどうかなんて分かるはずはありません。であればどうするか?

進学校のレベルを下げないために北米とヨーロッパまたはオセアニアの大学院を併願するのが得策と言えます。北米大学院を希望している方はまずは北米に第一志望の大学院を目指し、出願校を決める。そしてその出願校に合わせて出願までのスケジュールを決めます。ただここで北米のみの大学院しか検討していないとGRE、GMATの勉強をする時間がないと判明した時にはすでにヨーロッパやオセアニアの大学院を検討する時間は残っていないかもしれません。また同時に検討しておくことでGRE、GMAT対策まで時間回らなかった時のリスクマネージメントにもなります。

GRE、GMAT対策ができなかった時に北米で大学院のレベルを下げるよりはヨーロッパやオセアニアで同レベルの大学院に入学しておいたほうがいい、と思う方は是非この方法をとって頂ければと思います。


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