英文推薦状は、推薦者の肩書より推薦文の内容が最も重要!
あまり日本では馴染みのない推薦状ですが、海外の大学院留学に出願する際は必ず必要になってきます(オーストラリアの大学院以外)。また、提出が必須ではなくても提出できるようであればエッセイ等で記載した自己PRを第三者に証明してもらう意味でも提出することをお薦めします。通常、現在までお世話になった大学の先生や会社の上司に書いてもらいます。
一般的に推薦状の内容として重要視されるのは、推薦者と出願者の関係です。その関係性をもとに、推薦者には出願者を推薦する内容を具体的に盛り込んだ内容の推薦文を作成してもらうことが重要です。大学生であれば、教授に書いてもらうのが好ましいですし、ある程度職歴のある方であれば、上司に頼むこともできます。ただ、その際出願校で独自のフォーマットを用意していたり、あらかじめ推薦者に対する質問が決まっていたりしますので注意が必要です。
2026年最新情報:最近推薦者の労力や手間などを考慮し、また推薦者が見つからないため出願を断念するケースも減らすため、イギリスを中心に推薦状を必要としないトップスクールも増えてきました。現在では推薦者が見つからなくても大学院留学を諦める必要はありません。
合格する推薦状作成のルール
意外と知られていないことですが、現在では推薦状に関しては各学校で指定のフォームを用意しています(提出はすべて指定のウェブページを通して行います)。また指定フォームを用意していない学校でも推薦者の選定、推薦状の数、推薦状提出方法についてガイドラインを設定しているところがほとんどです。
そのため推薦者の選定から提出方法まで出願校の決まりに基づいて作成、提出する必要があります。そういった決まりに沿った形の推薦状でない場合は、通常推薦状として認められず再提出を求められることになります。そのため詳しくは出願校の推薦状ガイドラインを確認して頂ければと思いますが、ここでは一般的な推薦状作成についてのルールを解説させて頂きます。
まず皆さんの推薦者となれる人物についてですが、皆さんの友達、家族、同僚はなることができません。皆さんが授業を履修した経験のあるクラスの教授、講師、または皆さんが勤めている組織の上司に当たる方である必要があります。つまり皆さんを「教授する立場、または管理する立場にあった方」である必要があるということです。
また推薦状の内容について必ず記載しなければならないことが2点あります。1つ目は推薦者と被推薦者の関係性です。通常関連性とは知り合いの期間と2人の関係性を指します。もう1つは知り合ってからの期間を明確にすることです。例えば教授が担当していたゼミやクラスを記載し、それらを通じて関係があった期間(その教授が担当教官だった期間)について明確に記載する等です。

合格する推薦状作成のコツ
推薦状のガイドラインや提出方法は千差万別、各学校によって大きく異なりますが、合格するための推薦状作成についてのポイントはいくつかあります。
まずこれは至極当たり前のことですが、推薦者選定の際に出願するコースが求めている推薦者に関する内容を詳しくリサーチすることです。例えば推薦状のガイドラインに「アカデミックフィールドから2名」、「アカデミックフィールドから1名、プロフェッショナルフィールドから1名」等、推薦者選定のための目安が記載されている場合があります。ここでいうアカデミックフィールドとは大学時代、または大学院時代の恩師、つまりゼミや卒業研究等で一番密に接していた教授等を指します。つまり「上司より教授からの推薦状を重要視する」ということです。
次に重要なことは、推薦状を履歴書及びエッセイと共に三位一体で考えることです。出願書類の中でも最も重要な履歴書、エッセイ、推薦状を絶対に単体で考えてはならないということです。
意外と知られていないことですが、通常皆さんの推薦状の下書きを皆さん自らが作成し、推薦者に渡します。その下書きをもとに推薦者が学校に提出するケースが多いため、通常皆さんの推薦状の内容も皆さん自らが考えより効果的な推薦状になるよう工夫する必要があります。その際推薦状の内容を十分検討する必要がありますが、推薦状の内容を決める最も重要な主軸は皆さんが推薦状の前に作成した履歴書とエッセイになります。
つまり履歴書及びエッセイで審査官にアピールした内容を推薦状で第三者の立場から証明してもらうということです。そのため履歴書、エッセイでアピールした内容を証明する内容の推薦状にサインをしてくれる方を探して推薦状を作成すると履歴書、エッセイ、推薦状が一体となり審査官に効果的にアピールする書類となります。
