英文履歴書は、出願する専攻に合わせてアピールポイントを絞ることが重要!

海外大学院進学のための英文履歴書作成で最も重要なことは、出願する専攻に合わせて内容を決めるということです。記載すべき内容に関してですが、出願用に作成する「履歴書」は、皆さんが就職活動やアルバイトの面接時に持参したような履歴書の形態とはまったく違うものになります。

通常日本では履歴書とは経歴書を意味するもので、学歴及び職歴、資格・技能等を簡潔に伝えるための書類です。書式も決まっており、書店やインターネット上で雛型も入手することが可能で、そこに穴埋めすれば完成するようになっています。

しかし海外の履歴書は通常決まった書式や雛型、ルールはほとんどありません。そのため何をどのように書いてもいい、とても自由な書類です。ただ自由に書いていいからこそ効果的な履歴書を作成する難しさもあります。まず大学院出願のための履歴書作成にあたり守った方がいいルールと作成方法のコツについて解説したいと思います。

合格する英文履歴書作成のルール

海外の履歴書は日本のように専用のフォーマットはありません。通常A 4に箇条書きで1枚程度書きますが、分量も自由です。また、書く内容も自由で、例えば部活動やボランティア経験等自由に書き込むことができます。ただ海外大学院出願時に使用する英文履歴書は出願校から特別な指示がない限りA4・1枚、全て箇条書き、というルールは守ることをお薦めします。そして記載する内容は次のことを最低限明確に記載することをお薦め致します。

※2026年最新情報:オンラインアプリケーションが主流となり、履歴書などの書類もすべてアップロードする形となりました。伴い履歴書の枚数も以前「1枚が理想」、から2枚程度許容するトレンドに移っています。

履歴書の作成方法

海外の履歴書は日本のように専用のフォーマットはありません。通常A 4に箇条書きで1枚程度書きますが、分量も自由です。また、書く内容も自由で、例えば部活動やボランティア経験等自由に書き込むことができます。そして記載する内容は次のことを最低限明確に記載することをお薦め致します。

連絡先:Contact Information
まずは連絡先として通常住所、電話番号、メールアドレス等を記載します。もし海外から電話がくることを避けたいのであれば電話番号は書かずメールアドレスにしておいた方が無難です。また自宅の住所等を記載することに抵抗がある場合は会社員の方は会社等の連絡がつく別の住所でも問題ないと思います。

学歴:Education
通常学歴は高校卒業後から記載します。つまり大学から記載するのが一般的です。ただ海外の高校に行っていたり、高校時代に交換留学をしたりといったアピールできる特殊な経験があれば高校等も記載できます。記載内容は通常学校名、学部名、専攻名、GPA(3.0以上ある場合)を記載します。また卒業論文や卒業研究が出願する専攻に関連するものであれば 詳しく記載することをお薦めします。

職歴:Employment
職務経験は通常全て記載しますが、特に出願する専攻に関連するものにフォーカスして記載することをお薦めします。職務内容はできるだけ具体的に記載し、職務内容を審査官に具体的にアピールできるよう工夫する必要があります。記載する内容は、会社名、会社概要、部署名、役職、職務内容等です。

資格:Skills
ここは出願する専攻に直接関係なくても記載できるものは全て記載することをお薦めします。例えばスペイン語検定や簿記、英検、また資格ではなくてもスキルとして韓国語が日常会話程度できる、また柔道や剣道といった日本特有のスポーツも専攻によっては記載できると思います。

ボランティア経験:Volunteer Experience
こちらも専攻によっては非常に活きてくる項目です。例えば開発学や公共政策学、環境学といった専攻等は将来NPOやNGOといったキャリアを目指している方のコースも数多くありますので、ボランティア経験は非常に活きてくると思います。ボランティアというのは無償で社会貢献を行う経験ですので、特に専攻問わず履歴書では効果的に働くことが多い経験の1つです。

インターン経験:Internship
現役大学生の方はアルバイト経験等を中心に職歴の項目は作成することになりますが、それとは別に企業へのインターンをしている場合、是非記載することをお薦めします。期間は1週間程度以上行っていれば問題なく記載できると思います。インターンも無給で自らの経験のために働くわけですので、インターン中の業務経験だけでなくモチベーションやイニシアティブをとって行動ができる人格というものを効果的にアピールすることができます。

海外経験:Overseas Experience
こちらは留学経験等を含む海外滞在経験になります。通常海外旅行は含みません。審査官はいくら優秀な出願者でも海外で生活していけるのか、という懸念は残りますので、海外経験があるということをアピールすることで語学力等だけでなく海外で滞在し勉強が出来る人格を持っている、ということをアピールすることができます。

合格するためのコツ

ここで最も重要になることは、再三お伝えしていますが出願する大学院の専攻に合わせて履歴書の内容を変えていく必要があるということです。

例えば、大学4年生が新卒でMBAコースに出願する際、大学時代に行ったアルバイトの経験や、インターンシップ等を積極的にアピールしていく必要があります。もしあなたが国際関係や国際開発学を専攻するのであれば、国連機関でのボランティアやインターンシップ、留学生との交流会や、海外からのホームステイの受け入れ等、非営利としての国際経験を少しでも入れていくことが大事です。また、学生のアルバイトでは、学習塾の講師や、家庭教師等は学生時代の経験として比較的効果的なので、是非教育学系の専攻を選ばなくとも履歴書には記入していきたいところです。